こんにちは、ハックです。
2026年5月、「Claude Codeが情報商材に悪用されている」という記事が、オトナンサー(https://otonanswer.jp/)から発信され、それがYahoo!ニュースに記載されて話題になりました。
最近、SNSを開くと「Claude Codeで120秒でパワポが完成!」「3日でプロや教える側になれる!」みたいな投稿、よく見かけませんか?
正直な話、「情報商材」で言えば、僕も昔、別ジャンルですが、それなりのまとまったお金を出したのに、開いた結果、内容がペラペラだった苦い思いをした経験があります。
なので、今のClaude Codeを取り囲む一部の空気感が、やや気になっていたんです。
この記事では、今回のニュース(オトナンサー記事)の中身を整理しつつ、「なぜ今、Claude Codeが情報商材に使われやすいのか?」を、僕なりの視点を織り交ぜて解説していきます。
最近のSNSを見てると「Claude Codeで人生変わる!」みたいな投稿、ほんと増えたよね。あれ全部が悪いとは思わないけど、ちょっとモヤッとするのわかる?
分かります。Claude Code自体は素晴らしいのに、一部の影響で印象が偏ってしまうのはちょっと…。今回は冷静に整理していきましょう。
この記事でわかることは、以下の内容です。
- オトナンサーが報じた「Claude Code情報商材化」ニュースの要点
- なぜClaude Codeは情報商材のネタにされやすいのか(3つの条件)
- ターミナル画面が”専門性”を演出するからくり
- 「3日で教える側」という言葉の本当の意味
- 情報商材かどうかを見抜くための3つのチェック視点
⚠️ ご注意事項
本記事は2026年5月26日時点の公開情報をもとに執筆しています。料金や仕様は変更される可能性があるため、最終的な情報はAnthropic公式・Claude Code公式ドキュメントでご確認ください。また、本記事は特定の発信者・スクールを名指しするものではなく、報道された一般的な現象について整理する目的で書いています。
前提として、「Claude Code」がなにかわからない、詳しく知らない方は、以下の記事が参考になります。


では、早速、進めていきましょう。
「誰でも簡単にプロになれる!」のワナとは何が問題か?


オトナンサーの記事が指摘しているのは、Claude Codeを使った”見せ方ビジネス”の問題です。
具体的には、「Claude Codeを使えば120秒で完璧なパワポが完成する!」や「3日でプロや教える側になれる!」などといった謳い文句で、高額な有料コミュニティや研修に誘導する流れが目立ってきている、という話なんですね。
ここで大事なのは、当然ながら、Claude Code(開発元のAnthropic含め)自体に問題があるわけではない、ということ。
Claude Codeはあくまで、エンジニア向けの優秀なAIコーディング支援ツールです。問題は、それを「魔法のような短期収益化ツール」として演出する売り方にあります。
僕みたいに毎日Claude Codeを触っている人間からすると、Claude Codeは確かに凄いし、常識を覆すほど便利なのは間違いないんです。でも「120秒で成果物が完成する!」や「3日でその道のプロや教える側になれる!」とか言われるとちょっと首をかしげたくなる。
実際に手を動かしてみるとわかりますが、120秒では収まらない場面のほうがはるかに多いですし、そもそもプロと呼ばれる方々の技術や奥深い思考が3日で身に付くはずがありませんから。
情報商材が成立する3つの条件


情報商材が成り立つには3つの条件が揃う必要がある、と整理されています。
- 話題性:いま注目されている言葉であること
- 検証困難性:素人には中身の真偽が判定しづらいこと
- 不安喚起:「乗り遅れたら大変」という焦りを呼び起こせること
現在のClaude Codeは、この3つすべてに当てはまってしまっているんですよね。
Claude Codeの話題性はAIツール界隈で圧倒的ですし、もしかしたら数年前のChatGPT登場の時よりも勢いがあるかもしれません。検証困難性は、ターミナル画面のコマンドは大抵の場合、普通の人には難解だから抜群。不安喚起については「今、AIを使いこなせるようにならないと時代に置いていかれる」というムードが溢れ出ている現在とマッチしています。
振り返ってみると、この3条件は時代ごとにトレンド対象が変わってきました。そう、FX、アフィリエイト、仮想通貨、そして「Claude Code(AI)←イマココ」、という流れです。
つまり、トレンドの中身の「キーワード」が変わっているだけで、その構造はずっと同じなんです。Claude Codeが最も多い気がしますが、今の情報商材のトレンドは「AI系」で間違いないですよね。
僕が以前ハマった商材も、振り返ればこの3条件にきれいに当てはまっていました。もう十数年前も昔の話ですが、当時話題のアフィリエイトジャンルで、そもそも買う前に中身は完全にはわかりませんし、自分には内容の良し悪しが分かりません。
ただ、「今やらないと損する!」的に感じさせられて購入、しかし中身は本当にスカスカだったって言う・・・。まぁ、今思い返せば完全にテンプレートだったんですよね。
Claude Codeのターミナル画面が”専門性”を演出


Claude Codeは、本格的に使う場合、黒いターミナル画面でコマンドを打って動かすのが一般的です。
これは本来、エンジニアが効率的に作業するための仕組みです。ところが、非エンジニア、一般人から見ると「なんだか分からないけどスゴそう」に映ってしまう。
ここを利用するのが、情報商材的な見せ方なんですね。
ターミナルでコマンドが流れる動画は、それだけで「専門家っぽさ」を演出します。中身が読めない人にとっては、その文字列が”魔法の呪文”のように見えてしまうわけです。
ただし、実際はClaudeのデスクトップアプリ画面やエディター(VS-Codeなどの)拡張機能でも操作可能ですし、無理にターミナルを使わなくても十分事足りるケースがほとんどです。
僕は、以前にたまにターミナル画面を触る機会があったので、それほど大きな抵抗感はなかったですが、エンジニアならともかく、慣れていない人は便利さを実感するまでに何度もつまずく類のツールです。
そういうツールが、SNSのショート動画では「ワンクリックで魔法」みたいに切り取られてしまう。これが、初心者への見せ方の一つなんですよね。
ターミナルとは、パソコンに文字でコマンド(命令)を打ち込んで操作するための画面のことです。Mac(ターミナル)やWindows(Windowsの場合は、「PowerShell」(パワーシェル)と言います)に標準で入っています。アプリのアイコンをクリックする代わりに、文章で「これをやって」とパソコンに伝えるイメージですね。Claude Codeはこのターミナル上で動くAIアシスタント、という位置づけです。
「3日でプロ・教える側になれる」幻想の正体
さらに印象的だったのは、「マラソンのゼッケンを受け取った段階で『完走しました』と言っているに等しい」という表現です。
「3日で教える側になれる!」という謳い文句は、ターミナルでコマンドを打てるようになった状態を「習得した」と言い換えているだけ、という指摘ですね。
本来、Claude Codeを使いこなすには、最低限、ファイル構造の理解、Gitの操作、エラー時の判断など、地味な知識の積み重ねが必要です。
それを3日ですべて完全に習得できるというのは、入口の入口だけ(単純にターミナルコマンドなど)を見せている可能性が高い。
これは「教える側」になる人を批判したい話じゃなくて、「3日でできるようになる」と聞いたら一度立ち止まりたい、という話です。
もちろん、Claude Codeは従来の難しいコマンド操作はほとんど必要なく操作できます。簡単な操作自体なら3日もあれば十分にできます。ですが、触れるようになると、使いこなせるようになるは異なるということです。
僕自身、Claude Codeを使い始めて数ヶ月経ちますが、まだ毎日新しい発見があります。それくらい奥行きのあるツールなんですよね。
また、いろんな成果物を作っていてあらためて感じてますが、本物のプロデザイナーさんやプロエンジニアさん、彼らの技術や思考の奥深さは決して簡単に真似できるようなものではないということ。
AIを使えばそれっぽいものはできますが、あくまで「それっぽい」であり、決して「それ」ではありません。質の高い物を作るなら工程の中で必ず人間の判断が求められますし、納品物とかであれば、当然最終的な責任は人間にあります。
中には品質には特にこだわらない、たとえば自社のABテストのためのLPをサクッと作りたいとか、とりあえずコストと時間をかけずに作りたい場合もあるでしょう。そういうニーズであればAIは時間やコストを大幅にショートカットでき、活用できる素晴らしいツールでもあります。
自分がClaude Code(AIツール)に何を求めているのか?それはどの程度のスキルでこなせるものなのか?をまず早くしておけば、怪しい情報商材に騙されたりするリスクはかなり薄れると思います。
Claude.aiで済むことを、なぜわざわざCLIで教えるのか


ここがいちばん核心かもしれません。
オトナンサー記事で指摘されていたのは、「営業メール作成」「議事録の自動生成」「プレゼン資料作成」のような業務は、月額20ドル程度のClaude.ai Proで十分対応できる、という事実です。
それをわざわざClaude Code(CLI/ターミナル経由)で教える理由は何か?
ひとつは演出効果。もうひとつは、ツールの希少性を装って高額講座の正当化に使えること、らしいです。
正直、僕も使い始めの頃は、Claude.aiとClaude Codeの境界が曖昧でした。それまでChatGPTの有料版を2年間くらい使っていたんですが、Claude Codeは通常のAIチャットと何がどう違うのか?最初は感覚が掴みづらかったです。
でも実際に両方触ってみればわかりますが、文章生成(一括生成でない単発)や簡単な資料作成などはClaude.aiで完結することがほとんどです。
Claude Codeの真価が出るのは、同じような作業を大量に行う場合や、一気通貫させたい作業、コーディング実装作業など、ローカルのファイル群を一気に処理するときです。(今回は紹介していませんでしたが、その中間の立ち位置である「Cowork」というツールもあります)
逆に言えば、そういった作業を伴わないことをわざわざCLIで教えるのは、中身よりも見せ方を最優先しているケースかもしれません。
価値の低い情報商材を見抜くための3つのチェック視点
記事内では、最後に読者に向けて3つのチェック視点を提示しています。
SNSでClaude Code関連の発信を見かけたら、以下を確認しましょう。
- Claude Codeでなければできない内容か?
- Claude.ai(月額$22(約3,500円程度))で同じことができないか?
- 発信者は実際に何を作ったか、成果物が見えるか?
この3つに明確に答えられない発信は、「技術の話」ではなく「商売の話」である可能性が高い、という指摘です。
加えて、信頼できる一次情報源として記事が挙げているのは次の3つ。
- Anthropic公式ドキュメント
- Anthropic公式ブログ・リリースノート
- 技術コミュニティの実装報告
僕もこの考え方には強く同意します。
公式ドキュメントは無料です。なのに、SNSの「裏技」「秘密の活用法」に何十万円も払う構造、よく考えるとちょっと不思議なんですよね。
しかも、Anthropicは、公式ラーニングプログラムを公開してます。ここでは初心者向けから開発者向けの多岐にわたる学習プログラムが用意されています。
メールアドレス登録だけで完全無料ですべての動画や教材にアクセスができます。また、公式認定証(修了証)も発行されて、Linkedinに連携できるなど様々なメリットもあります。
教材は英語ですが、ブラウザの翻訳機能やYouTube自動字幕機能をつかうことで、日本語でスムーズに学習することができます。わからないことがあればそんな時こそ、Claudeチャットで質問してみるのもおすすめです。


公式が無料でここまで出してくれいるので、これらを情報源にすると、SNSの情報の真偽を自分の目で見分けられるようになります。
すべての情報商材が”悪”ではない|良質な教材を見分けるポイント


ここまで読むと「情報商材=悪」に聞こえるかもしれませんが、それは早計です。
世の中には、本当に価値のある有料教材もたくさんあります。
確かにAnthropic公式アカデミーは、Claude Codeを学ぶうえで最高峰の一次情報源です。最新で正確、ボリュームも圧倒的なので、まず参照すべき場所ですよね。
でも正直、公式のマニュアルやサポートページって初学者にはとっつきにくいんですよね。さらに英語ベースの記述が多く、専門用語も並ぶので、「どこから読めばいいのかわからない」状態になりがちです。
日本語で学べるおすすめの教材
そこで価値を発揮するのが、良質な日本語教材や個人発信です。
まずもっともおすすめかつ代表的なのが、「YouTube」や「Udemy」といった、無料〜定額で学べるハンズオンタイプの動画講座は数多く存在します。
YouTubeは無料ですし、今やClaude Codeはトレンドで、多くの有志の方々が情報商材レベル以上の有益な情報を発信してくれています。
また、Udemyは多少のコスト(セール期間は1講座1,300円〜2,000円程度で購入可能)がかけられるならかなりおすすめです。実際にハンズオンで動画を観ながら手を一緒に動かしていけるので初心者でもほぼ迷わず学習できます。
noteの有料記事や個人ブランドの独自教材には、公式と読者をつなぐ”橋渡し”として優れたものも本当に多いです。
僕自身、 有料noteから学ばせてもらった経験は何度もあります。
まとめますと、YouTube、Udemy、noteなど、本当に良いものは、独学で何週間もかかる遠回りを一気にショートカットさせてくれるんですよね。
価値のない情報商材の見分け方
問題は「悪質な情報商材」と「良質な教材」の見分けがつきにくい点。そこで僕が普段意識しているチェックポイントを5つ整理してみます。
- 発信者が実際の成果物を公開しているか:プロフィールに「実績」と書くだけでなく、作ったもの・運用しているサービスが見えるか?
- 価格と提供される情報量・濃度が釣り合っているか:1万円なら1万円分、5万円なら5万円分の中身(カリキュラム)が事前にわかるか?
- 「3日で稼げる」など過剰な短期成果アピールがないか:成果に個人差があることを正直に伝えているか?
- 次の学習ステップへの橋渡しがあるか:その教材を終えた後の道筋を示してくれているか?
- 質問・サポート体制が明示されているか:買い切り放置ではなく、フォローの仕組みが用意されているか?
この5つに「Yes」が並ぶなら、検討する価値は十分にあります。
すべて揃っていれば理想ですが、1つでも引っかかる項目があれば、いったん立ち止まって考える時間を持ちましょう。焦って買う必要はないですから。
教材選びは、自分の時間と学習スピードへの投資です。見極める目を持って選べば、その投資は確実にリターンを生んでくれます🙏
今度、僕が個人的におすすめするClaude Code関連の書籍、無料・有料教材なども整理してご紹介しようと思います。
まとめ
では、最後にまとめますと、今回のニュース記事は次のような内容でした。Claude Codeという素晴らしいツールが情報商材のネタに使われている現状に対して、冷静な視点を投げかけるものだったんですよね。
ちなみに現在は特に「Claude Code」が目立っているのでテーマになりましたが、おそらくここで扱ったことは、Claude Codeに限らず、現在の情報商材市場の「AI(で副業・稼ぐ)系」全般に言えることですよね。
ポイントを振り返ります。
- Claude Code自体は中立的なツール。問題は売り方の演出
- 情報商材成立の3条件(話題性・検証困難性・不安喚起)にClaude Codeはすべて該当
- ターミナル画面が「分からないけどスゴそう」を演出してしまう
- 「3日で教える側」はゴールではなくスタート地点の話
- Claude.ai Pro(月額20ドル程度)で済むことをCLIで教えるのは見せ方優先のサイン
- 見抜くポイントは「CLIである必要」「Claude.aiで代替不可か」「成果物の有無」の3つ
僕自身、過去に情報商材で苦い思いをした経験があるからこそ、声を大にして言いたいことがあります。
それは、Claude Codeは”道具”として、自分の目的に合わせて活用できればいい、ということです。
公式のアカデミーやドキュメントは無料で全部公開されています。非エンジニアにとって、Claude Codeは最初はとっつきづらいかもしれません。でも、何度も実際に触っていると、ある日「あ、こういうことか!」と腑に落ちる瞬間が必ず来ます。
僕も今、Claude Codeを毎日使っていて、Micro SaaSやアプリ開発、その他、業務効率化を地道に進めています。時々noteの有料記事やその他の有益教材を購入したり、少しづついろんな機能を覚えながら、確実に作れるものが増えていく感覚、これが楽しいんですよね。
「3日で教える側」を目指す必要はありません。3ヶ月後でも半年後、あるいは1年後でもいい、とにかく、「自分のやりたいことで使いこなせている自分」を目指せば、それで十分だと僕は思っています。
以上、ハックでした!いつも読んでくださり、ありがとうございます🙏
参考ソース:「120秒でパワポ完成」のワナ エンジニア向けツール「Claude Code」が情報商材に悪用されるワケ|オトナンサー(Yahoo!ニュース)
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