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バイブコーディングとは?できること・始め方を非エンジニアや初心者向けに解説

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バイブコーディングとは何かを非エンジニア向けに解説するアイキャッチ画像

こんにちは、ハックです。AIを相棒に、非エンジニアから今では様々なツールやアプリを開発をしている一人社長です。

バイブコーディング(Vibe Coding)とは、直訳すると「雰囲気やノリでコーディングする」と言う意味になります。

コードの中身を読まないまま(読めなくても)、AIに自然言語で指示や対話を繰り返しながらコードを書く進め方のことです。コードはAIが書くのでプログラミングの文法を覚えることは必須ではありません。

この「バイブコーディング」という言葉が広まったのは2025年からです。現在、バイブコーディングについては色々と情報源は多いですが、エンジニア寄りに書かれているものも多く、非エンジニアや初心者にとっては、読み終わっても何をすればいいのか分からないという声もよく聞きます。

そこでこの記事では、バイブコーディングの “意味・できること・始め方の4ステップ・道具の選び方・つまずきどころ“など、非エンジニアや初心者にもわかりやすく順番に説明していきます。

ハック(Hack)

最初にこの言葉を見かけたときは「また新しいカタカナか…」と思ったんだけど、ここまであっという間に一般的になるとはね!

駆動 愛

ですよね!一応、補足します。この記事で扱う数値や出典等は、すべて一次情報を確認したうえで記載しています。


🧭 読み終えたとき、あなたはこうなっています

  • バイブコーディングが自分にもできることなのかが判断できる
  • 今日いちばん最初に触ってみるツールを、迷わず1つ選べる
  • AIに任せていい範囲と、任せてはいけない範囲を線引きできる

⚠️ この記事の信頼性について

筆者(ハック)はプログラミング未経験の状態からAIを使った個人開発を始め、今ではSEOツール他、様々なツールやアプリを独自開発したり、あらゆる作業を自動化する仕組みなどを自作して日々動かしています。この記事は、その実作業をもとに書いています。用語の由来や調査データは出典を明記し、憶測では書きません。ツールの料金・仕様は変わるため、金額の断定は避けています(最終確認:2026年9月)。

目次

バイブコーディングとは?

バイブコーディングにおける人とAIの分担を示した図解

バイブコーディング(Vibe Coding)とは、コードを自分では書かずに、AIに言葉で指示、会話しながら、成果物を作っていく手法のことです。

ポイントは「コードを書かない」だけではなく、「コードを読まない」(読んでもいいのですが)です。AIが書いたコードを必ずしも、一行ずつ理解しながら進める必要はなく、とりあえずは、動いたかどうか?だけを見ながら次に進める。

そう割り切りれるのもバイブコーディングの特徴です。

「バイブコーディング(Vibe Codeing)」という言葉を最初に発信したのは、AI研究者のAndrej Karpathy氏で、2025年2月にX(旧Twitter)へ投稿したのが始まりです。

原文を翻訳したものが以下です。

There’s a new kind of coding I call “vibe coding”, where you fully give in to the vibes, embrace exponentials, and forget that the code even exists.
(新しいコーディングのやり方を「バイブコーディング」と呼ぶことにする。雰囲気に身を任せ、指数関数的な進化を受け入れ、コードが存在することすら忘れてしまうやり方だ)

「コードが存在することすら忘れる」という部分が、この言葉の性格をよく表していますね。

なお、新しくアプリを作るときだけの話ではありません。すでにあるファイル(コード)を修正したりするときも、同じように使えます。詳しくは次の章で見ていきます。

なぜ「バイブ(vibe)」なのか?

前述したように、「Vibe」は英語で「雰囲気」「ノリ」を指す言葉です。設計書を書いて理屈を積み上げるのではなく、その場のノリで進める——そのニュアンスをそのまま名前にしたものです。

日本語では「バイブコーディング」とカタカナで表記されるのが一般的で、「ヴァイブコーディング」と書かれることもあります。どちらも同じものを指しています。

バイブコーディングでできること

バイブコーディングで実際にできることの例を並べた図解

「アプリ開発」と聞くと身構えてしまいますが、実際に非エンジニアが使う場面は、もっと地味で日常的です。代表的なものを挙げます。

  1. 自分用の小さな道具:CSVの列を並べ替える、ファイル名を一括で変える、決まった書式の文章を作る
  2. 簡単なWebページ・アプリ:予約フォーム、家計の集計ページ、社内で使う一覧表
  3. すでにあるものを直す:動かなくなった設定ファイル、他の人が作った表計算のマクロ
  4. その場かぎりの処理:データを1回だけ処理して、終わったらゴミ箱のような作業

このうち、最初にやってみて成功しやすいのは4つめです。理由は単純で、失敗しても問題ないものから試してみるのがおすすめだから。うまくいかなければ捨てればいいので、心理的なハードルがいちばん低くなります。

逆に、いきなり「人に使ってもらうようなサービス」などから始めると大変ですよね。この線引きは大事なので、記事の後半でもう一度扱います。

僕の場合も、最初に作ったのは誰にも見せない自分専用の小さなツールでした。それが問題なく動いた時点で、

「なんだぁ〜できるじゃ〜ん!❤️」

という感覚に変わります。この感覚(できるという自信)を持てたのはいろんな面で収穫だったと思っています。

AI駆動開発や従来のプログラミングとの違い

バイブコーディングとAI駆動開発と従来のプログラミングの違いを示した図解

最近、同じような意味を指す言葉がいくつかあるので、それもここで整理しておきますね。

誰がコードを書くか中身を読むか向いている場面
従来のプログラミング人読む(書いた本人)長く使うもの全般
AI駆動開発AI確かめる範囲で読む人に使ってもらうもの
バイブコーディングAI読まない試すもの・自分用・使い捨て

AI駆動開発とバイブコーディングは、対立する言葉ではありません。AI駆動開発は「何を作るか決める→作る→確かめる」までを含む広い言葉で、バイブコーディングはその中の「作る」部分をどう進めるかの一つです。

言い換えると、バイブコーディングで作ったものを、後から確かめる工程を足していくと、そのままAI駆動開発になります。最初から完璧な手順を踏む必要はありません。

バイブコーディングの始め方【たったの4ステップ】

バイブコーディングの始め方4ステップを示した図解

準備に時間をかけないことが、最大のコツになります。

STEP1|作るものを1行で決める

最初にやるのは、ツール選びではありません。「自分は今、何が面倒か?」を1行で書き出すことです。

例を挙げます。

  • 毎週、同じ形式の報告書を手で作り直している
  • もらうCSVの列順がバラバラで、毎回並べ替えている
  • 写真のファイル名を、撮影日ごとに手で変えている

この1行が具体的であるほど、後が楽になります。「業務を効率化したい」では抽象的すぎて、AIも何を作ればいいか分かりません。「毎週やっている、この作業」まで絞ってください。

STEP2|ツールを1つだけ選ぶ

比較検討に時間を使わないでください。合わなければ乗り換える前提で、1つだけ選びます。どれを選ぶかは次の章で扱いますが、先に結論だけ言うと最初はブラウザだけで動くものが安全です。

理由は、パソコンの設定でつまずく人がいちばん多いからです。インストールや初期設定で1時間溶かすと、それだけで気持ちが折れます。作るところまで最短で着くほうを優先してください。

STEP3|日本語で指示しながら、動かしてみる

道具が用意できたら、自然言語でそのままAIとチャットで会話しながら指示します。英語である必要も、専門用語である必要もありません。

実際の指示の出し方(プロンプト)は、こんな形で十分です。

CSVファイルを読み込んで、「日付」「商品名」「金額」の順に並べ替えて、
新しいCSVとして保存するプログラムを作ってください。
私はプログラミングをやったことがないので、動かす手順も教えてください。

最後の一文を入れておくのも有効です。「プログラミングをやったことがない」と伝えておくと、AI側の説明が実行手順つきに変わります。これを書かないと、経験者向けの短い返答が来て詰まります。

書かれたコードは、文法など気にせずにひとまずそのまま動かしてみましょう。ここで「自分がしっかりコードを理解してから進もう」とすると、バイブコーディングの恩恵が半減します。

STEP4|修正したいところだけ、また指示する

一発で完成することは、まずありません。動かしてみて、気になったところをチャットで伝える。この往復が本体です。

  • 「金額に3桁ごとのカンマを入れてください」
  • 「ファイルが無いときに、エラーではなくメッセージを出してください」
  • 「実行するたびに日付つきの名前で保存されるようにしてください」

エラーが出たときは、画面に出た文字をそのままコピーして貼るだけで大丈夫です。「こういうエラーが出ました」と説明を添える必要はありません。むしろ、要約せずに全文貼るほうが早く直ります。

この4ステップを一周すると、自分の手元に動くものが1つ残ります。そこがスタート地点です。

どのAIツールで始める(試す)のがおすすめ?

バイブコーディングで使う主なツールを比較した図解

名前がよく挙がるものを整理します。金額は変わりやすいので、ここでは扱いません。各公式サイトでご確認ください。

ツール操作する場所どんな人に向くか
Replitブラウザ設定作業をしたくない人。環境づくりが不要で、公開まで一気に進む
Cursor専用エディタ画面を見ながら進めたい人。チャット欄に頼む形なので直感的
Claude Codeターミナル黒い画面に抵抗がない人。複数ファイルの一括作業に強い
GitHub CopilotVS Code などすでにエディタを使っている人の追加装備
Gemini CLIターミナルGoogleのサービスと組み合わせたい人

非エンジニアが今日はじめてお試しで触るなら、ブラウザだけで完結するものを勧めます。インストールが要らず、パソコンの環境に左右されないからです。

そのうえで、手元のファイルを扱いたくなった段階で、エディタ型やターミナル型に移ってください。順番を逆にすると、設定でつまずいて先に進めません。おすすめはVS Code(Visual Studio Code)かCursorです。

僕自身は普段はVS CodeでClaude Codeを動かしています。

バイブコーディングで効果が大きい5つのコツ

バイブコーディングでうまく作らせるコツを整理した図解

同じAIでも、頼み方で結果がはっきり変わります。効果が大きい順に5つ挙げます。

コツ1|一度に複数の指示をしない

いちばん多い失敗がこれです。やりたいことを全部書いて渡すと、どこが悪いのか分からないものが出てきます。

1回の依頼で、機能は1つ。動いたら次を足す。この順番を守るだけで、行き詰まる回数が減ります。

コツ2|見た目から先に作らせる

中身の処理より、画面を先に作らせるほうが進みが早いです。目に見えるものがあると、「ここが違う」と指摘できるようになります。

言葉で説明しづらいことも、画面を見れば言えます。これは非エンジニアにとって特に効きます。

コツ3|動いた時点で保存しておく

動いた状態のファイルは、その都度、コピーして保存しておきましょう。これを怠ると、直しているうちに動かなくなり、戻せなくなります。

本来はGitなどのバージョン管理の仕組みを使うのが一般的ですが、最初のうちはフォルダごと複製するだけで十分です。

コツ4|エラーは要約せずに貼る

先ほども触れましたが、重要なので繰り返します。エラー文は、そのまま全文を貼るのがいちばん速いです。

人間には意味の分からない文字列に見えても、AIにとっては原因が書いてある情報です。要約すると、その情報が消えます。

コツ5|「なぜそうしたか?」を聞いてみる

これは余裕が出てきてからで構いません。ときどき「なぜこの作り方にしたのですか」と聞いてみてください。

読まなくていいのがバイブコーディングですが、聞くのは自由です。この質問を挟むと、次に頼むときの言葉が少しずつ具体的になります。

デメリットと事前に知っておくべき注意点

バイブコーディングのデメリットと注意点を整理した図解

バイブコーディングについて注意しておきたいことが、4つあります。

ブラックボックスが増えていく

ブラックボックスとは、”内部の仕組みや構造が外からはわからない状態“のことを言います。コードを読まずに進める以上、手元には「動くけれど説明できないもの」がたまります。数が増えると、どれが何をしているのか自分で分からなくなります。

対策はシンプルで、ファイルの先頭に「これは何をするものか」を1行書いておくことです。これはAIに書かせて構いません。

(注意)人に使ってもらうものはコード確認が必須

ここがいちばん大事です。自分用に閉じているうちは、多少雑でも困りません。しかしインターネットに公開する、他人のデータを扱う、お金が絡む——このどれかに当てはまった瞬間、コードの確認は必須となります。

実際に、AIが書いたコードの品質を調べた調査があります。CodeRabbit社が2025年12月17日に公開した「State of AI vs Human Code Generation」レポートでは、実際のオープンソースのプルリクエスト470件を分析した結果、AIが書いたコードには人が書いたコードの約2.74倍のセキュリティ上の問題が含まれていたと報告されています。全体の問題数でも約1.7倍でした。

この数字は「AIを使うな」という意味ではありません。読まずに公開すると危ない、という意味です。自分だけが使う道具なら、この話はほとんど当てはまりません。公開するかどうかが分かれ目だと考えてください。

作ったアプリを無料で公開する方法は、こちらで解説しています。

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Karpathy氏自身が「使い捨て向け」と言っている

もともとKarpathy氏も、この進め方は使い捨ての週末プロジェクトに向いているという趣旨で紹介していました。最初からそういう性格の言葉なのです。

ですから、「バイブコーディングで作ったものは、そのまま本番で使うものではない」という前提を持っておくと、判断を誤りません。長く使いたくなったら、そこから確認の工程を足していけば済みます。

完全にゼロ知識のままでは詰まる箇所もある

正直に書くと、まったく何も分からないままでは進めない場面が来ます。ファイルの保存場所、拡張子、実行の仕方——このあたりは避けて通れません。

ただし、これらは全部その場でAIに聞けます。先に勉強する必要はありません。詰まってから聞くで間に合います。

バイブコーディングのよくある質問(FAQ)

バイブコーディングの語源は何ですか?

vibe(雰囲気・ノリ)という英語から来ています。AI研究者のAndrej Karpathy氏が2025年2月にXへ投稿した「fully give in to the vibes(雰囲気に完全に身を任せる)」という表現がもとになりました。

英語ではどう書きますか?

「vibe coding」と書きます。日本語では「バイブコーディング」「ヴァイブコーディング」の両方の表記が使われています。

日本語で指示しても大丈夫ですか?

大丈夫です。主要なAIはいずれも日本語に対応しており、英語に直す必要はありません。むしろ自分がいちばん正確に説明できる言語で書くほうが、結果が良くなります。

AI駆動開発とは何が違いますか?

AI駆動開発は「決める→作る→確かめる」までを含む広い言葉です。バイブコーディングは、そのうち「作る」部分を中身を読まずに進めるやり方を指します。対立するものではなく、含まれる関係です。

本や資格で勉強してから始めるべきですか?

その必要はありません。先に1つ作ってから読むほうが、内容が頭に入ります。現時点でバイブコーディングそのものの公的な資格はありません。

副業や仕事になりますか?

なり得ますが、「バイブコーディングができる」こと自体が売り物になるわけではありません。売れるのは、それで解決した相手の困りごとのほうです。まず自分の作業を1つ自動化してみて、その経験を持って人に提案する順番が現実的です。

作ったものが動かなくなったらどうすればいいですか?

動いていたときのファイルに戻すのが最短です。そのため動いた時点でコピーを取っておくことを勧めています。戻せない場合は、エラー文をそのまま貼って直してもらってください。

お金はかかりますか?

無料で試せる範囲があるツールもあります。ただし無料枠の条件は頻繁に変わるため、金額は各公式サイトで確認してください。この記事では断定を避けています。

最初に何を作るか迷ったら、個人開発のアイデアの見つけ方と例を以下の記事でまとめています。

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まとめ|まず1つ、簡単なものを1つ作る

  • バイブコーディングとは、コードの中身を読まずに、AIに言葉で頼んで動くものを手に入れる進め方
  • 新しく作るときだけでなく、直す・いじる・その場かぎりの処理にも使える
  • 始め方は、面倒を1行で決める → 道具を1つ入れる → 日本語で頼む → 直すの4ステップ
  • 最初の道具は、ブラウザだけで動くものが安全(設定でつまずかないため)
  • 自分用なら気楽に。公開・他人のデータ・お金が絡んだら、確認の工程を足す

この進め方の価値は、「作れるかどうか?」を悩んでいた時間が、そのまま作る時間に変わることにあります。判断に必要なのは知識ではなく、一度作ってみた経験です。

次の一歩:まずはToDoアプリなど、簡単なものを1つ作ってみましょう。最初の1つが動いた時点で、次に何を作るかは自然に見つかります。

以上、ハックでした!いつも読んでくださり、ありがとうございます🙏

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