こんにちは、ハックです。AIを相棒に、プログラミング未経験から今では様々なツールやアプリを開発している一人社長です。
「Codex AGENTS.mdって、どこに置けば読み込まれるの?」
「CLAUDE.mdと何が違うの? 両方あると重複しない?」
Codexを使い始めると、Claude Codeで使っているCLAUDE.mdとは別に、AGENTS.mdというファイルが出てきます。
AGENTS.mdはCodexに読ませる指示ファイルで、置き場所は「ホームの ~/.codex」「プロジェクトのルート」「サブフォルダ」の3つです。
CLAUDE.mdとの関係は、CLAUDE.mdに @AGENTS.md と1行書くだけで、重複なしに両方使えます。
この記事では、置き場所と読み込み順、書き方のサンプル、読まれないときの確認方法までまとめます。
最初はCLAUDE.mdとAGENTS.mdの両方にルールを書いて、どっちが最新か分からなくなったんですよね(汗)
今はルールを書く場所を1か所にして、もう片方から読み込ませています。
この形は絶対に取り入れたほうがいいですよ。
AGENTS.mdを正本にして、CLAUDE.mdには @AGENTS.md の1行だけ書くのが、いちばんずれない形です。
🧭 読み終えたとき、あなたはこうなっています
- AGENTS.mdとCLAUDE.mdの違いを、1つの表で説明できる
- Codexが
~/.codex・プロジェクトのルート・サブフォルダのどれを、どの順に読むか分かる - CLAUDE.mdに
@AGENTS.mdの1行を書いて、2つのツールで同じルールを使える - コピーして使えるAGENTS.mdのサンプルで、最初の1枚を作れる
- 読まれないときに、公式の手順で原因を切り分けられる
⚠️ この記事の信頼性について
Codex AGENTS.mdとは?CLAUDE.mdとの違い


AGENTS.mdとは
AGENTS.mdは、AIコーディングエージェントに読ませる指示書です。
公式サイト(agents.md)は、これを「コーディングエージェント向けのREADME」と説明しています。60,000以上のオープンソースが採用していると、公式サイトに書かれています。
Codex(OpenAIのAIコーディングエージェント)は、作業を始める前にAGENTS.mdを読みます。
読み込みは起動時に1回で、ターミナルで使うTUI(文字だけの操作画面)では1セッションに1回です。
「このプロジェクトでは npm test を実行して」「ファイルを消す前に確認して」といった、毎回言いたいことを書いておく場所です。
AGENTS.mdとCLAUDE.mdの違い
CLAUDE.mdは、Claude Code(AnthropicのAIコーディングエージェント)が読む指示ファイルです。
役割は同じで、読むツールと、読まれ方のルールが違います。
| 比べる点 | AGENTS.md | CLAUDE.md |
|---|---|---|
| 読むツール | Codex | Claude Code |
| 他のツールが読めるか | Claude Codeも、CLAUDE.mdが無ければ読める | Codexは読まない |
| 両方あるとき | Codex:AGENTS.mdを読む | Claude Code:CLAUDE.mdだけ読む |
| 取り込み | – | @AGENTS.md と書くと中身を読み込める |
ここで一つ注意があります。
Claude Codeは、AGENTS.mdとCLAUDE.mdの両方があるとCLAUDE.mdだけを読みます。AGENTS.mdは読まれません。
だから「両方置いておけば、どちらのツールも読んでくれる」とはなりません。次の章以降で、その対処を出します。
CLAUDE.mdそのものの書き方は、以下の記事にまとめています。


Codex AGENTS.mdの場所|どこに置くと読み込まれるか


Codexは起動すると、決まった場所を順にたどってAGENTS.mdを集め、1つの指示にまとめます。
読み込み順は、次の3段階です。
- グローバル(Codexのホーム
~/.codex) - プロジェクトのルートから、いま作業しているフォルダまで
- 集めたファイルを、ルートから順に空行でつなぐ
プロジェクトのルートに置く
最初の1枚は、プロジェクトのルート(通常はGitのルート)に置くのが基本です。
Codexはルートから現在の作業フォルダまで下りながら、各フォルダで次の順にファイルを探します。
AGENTS.override.mdAGENTS.mdproject_doc_fallback_filenamesに登録した別名
1つのフォルダで読むのは最大1ファイルです。
ルートが見つからないときは、現在のフォルダだけを見ます。
空のファイルは読まれません。
Codex AGENTS.mdをグローバルに置く(ホーム)
どのプロジェクトでも守ってほしいことは、Codexのホームに置きます。
ホームの既定は ~/.codex で、環境変数 CODEX_HOME で変えられます。
作り方は、ターミナルで次の1行を実行します。
mkdir -p ~/.codex
続けて ~/.codex/AGENTS.md を作り、「Working agreements(作業の約束)」として常に守ることを書きます。
公式の例は、次の3つです。
- JavaScriptを変えたら
npm testを実行する - 依存パッケージは
pnpmを優先する - 本番の依存を足す前に確認する
この階層は、AGENTS.override.md があればそちらを、無ければ AGENTS.md を使います。最初の空でないファイル1つだけが読まれます。
フォルダごとに複数置いたときの優先順位
サブフォルダにもAGENTS.mdを置けます。
結合はルートから順に行い、現在地に近いファイルほど後ろに来ます。後ろのほうが上書きとして働くので、近いフォルダのルールが優先されます。
たとえば、ルートに全体のルール、docs/ の下に文書専用のルールを置く、という分け方ができます。
サイズには上限があります。
結合した大きさが project_doc_max_bytes(既定は32KiB)に達すると、そこで追加を止めます。
足りないときは、上限を上げるか、下のフォルダへ分けます。
別名のファイルを読ませたいときは、~/.codex/config.toml に次のように書きます。
project_doc_fallback_filenames = ["TEAM_GUIDE.md", ".agents.md"]
project_doc_max_bytes = 65536
Codexの使い方そのものは、以下の記事でまとめています。


CLAUDE.mdとAGENTS.mdを両方使う設定


CodexとClaude Codeの両方を使うなら、ルールを書く場所を1か所にします。
2つのファイルに同じことを書くと、片方だけ更新して食い違います。
CLAUDE.mdから AGENTS.md を読み込む
やり方は単純で、AGENTS.mdを正本にして、CLAUDE.mdの中身を1行にします。
@AGENTS.md
CLAUDE.mdにこの1行を書くと、Claude CodeはCLAUDE.mdを読み、取り込みでAGENTS.mdの中身も読みます。
CodexはAGENTS.mdを直接読みます。
Codexは CLAUDE.md を読まないので、正本をAGENTS.mdに置くわけです。
僕のサイト運営でも、この形にしています。
- CLAUDE.mdの中身は
@AGENTS.mdの1行と、短い注記だけ(225バイト) - ルールはAGENTS.mdにだけ書き、CLAUDE.mdには足さない
- Claude CodeはCLAUDE.mdの1行経由で、CodexはAGENTS.mdを直接読む
ルールを書く場所が1か所なので、2つのツールで食い違いません。
正本のAGENTS.md(約7.5KB)に入っているのは、次の項目です。
- 絶対ルール(言葉遣い)
- 役割
- 基本情報
- セッション開始の手順
- ルールの層(憲法・絶対ルール・正典・実物・手順・記録)
- 作業ごとの「これを開く」索引表
- 参照ファイル一覧
判断基準や手順の全文は書かず、索引に徹するのがコツです。
CLAUDE.mdが1行って、最初は「これで足りるの?」と思ったんですが、ちゃんと全部読んでくれてます。
画面の最初に「AGENTS.md loaded」のような行が出れば、取り込みは成功です。出なければ読み込みの確認方法の章へ進んでください。
CLAUDE.mdの中に @ファイル名 と書くと、そのファイルの中身をCLAUDE.mdの一部として読み込みます。
コピーではなく参照なので、AGENTS.mdを直すだけで両方に反映されます。
Claude Codeの設定で、読み方を変えることもできます。
/config の Project instructions で選べます。
| 値 | 動き |
|---|---|
claude-md-or-agents-md(既定) | CLAUDE.mdがあればCLAUDE.md、無ければAGENTS.md |
claude-md-and-agents-md | 両方を読む(CLAUDE.mdが先、AGENTS.mdがあと。取り込み済みなら二重に読まない) |
claude-md | CLAUDE.mdだけ |
managed-only | 管理者が配った設定だけ |
AGENTS.mdを直接読ませるには、Claude Code v2.1.277以降が必要です。セッションによっては読めないことがあり、その場合はCLAUDE.mdから取り込みます。
重複しない置き分けのコツ
置き分けは、次の4つで足ります。
- 正本はAGENTS.mdにする。Codexは
CLAUDE.mdを読まないので、こちらに置くと両方が読める - CLAUDE.mdには
@AGENTS.mdの1行だけ書く。ルールを足さない - Claude Code専用の指示があるときだけ、CLAUDE.mdに足す。足した分はCodexには届かない
CLAUDE.local.mdを作ると、AGENTS.mdだけの設定では読まれなくなる。ファイルがあるだけで「CLAUDE.mdがある」扱いになるため
Claude Codeは、AGENTS.local.md・AGENTS.override.md・.agents/ 配下を読みません。
Codex用の AGENTS.override.md を作っても、Claude Codeには届かない点も覚えておくと安心です。
Codex AGENTS.mdの書き方|サンプルとテンプレート


最初に書く3項目
最初は、次の3項目から書き始めます。
- 役割・前提:何のプロジェクトか
- 守ること・禁止:作業の範囲、消さない、承認が要る操作
- 作業の進め方と、詳細ファイルの索引:どの作業でどのファイルを開くか
長くしないのも大事です。Codexは結合サイズが32KiBに達すると打ち切ります。
判断基準や手順の全文は別ファイルに置き、AGENTS.mdは索引に徹します。
Codex AGENTS.mdのサンプル(コピーして使える)
次の形をそのままコピーして、◯◯を自分のプロジェクトに書き換えてください。
# AGENTS.md
## 役割
このリポジトリは◯◯のブログ(または◯◯アプリ)です。あなたは◯◯を手伝います。
## 守ること
- 依頼した範囲だけ作業する。範囲外は先に一言伝えて止まる
- ファイルを消す・上書きする前に、中身を見て確認する
- 公開・送信・お金に関わる操作は、承認を得てから行う
## 作業の進め方
- 作業を始める前に、`docs/` の該当ファイルを開く
- 変更したら、`npm test` を実行して結果を伝える
## どこに何があるか
| 作業 | 開くファイル |
|---|---|
| 記事を書く | docs/writing.md |
| デプロイ | docs/deploy.md |
「どこに何があるか」の表が、索引の役目です。
詳しい手順は docs/ に書いて、AGENTS.mdからは行き先だけ示します。
Codex AGENTS.mdを読まないときの確認方法


まず、Codexが何を読んでいるかを本人に聞いて確かめます。
プロジェクトのフォルダでターミナルを開き、次を実行します。
codex --ask-for-approval never "Summarize the current instructions."
読み込んだ指示を引用して返してくれるので、書いたはずの内容が入っているか見比べます。
サブフォルダの確認は、次のコマンドです。
codex --cd サブフォルダ --ask-for-approval never "Show which instruction files are active."
ログで確かめたいときは、次の方法です。
codex -c log_dir=./.codex-log
./.codex-log/codex-tui.log に記録が残ります。
それでも読まれないときは、症状ごとに次を見ます。
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| 何も読まれない | 意図したリポジトリで起動しているか。codex status でルートを確認。ファイルが空でないか |
| 違う指示が出る | 上の階層やホームに AGENTS.override.md が無いか |
| 別名のファイルを無視する | project_doc_fallback_filenames の綴り。変更後は再起動 |
| 途中で切れる | project_doc_max_bytes を上げるか、下のフォルダへ分ける |
| プロファイルが違う | echo $CODEX_HOME で参照先を確認 |
内容を直したのに古いと感じたら、Codexを再起動します。
Codexは起動のたびに指示を作り直すので、キャッシュは残りません。
Codex AGENTS.mdのよくある質問
- Codex AGENTS.mdはどこに置けばいいですか?
-
最初はプロジェクトのルート(通常はGitのルート)に置いてください。
全プロジェクト共通の約束は
~/.codex/AGENTS.mdに、フォルダごとの特別なルールは各サブフォルダに置けます。 - CLAUDE.mdとAGENTS.mdを両方置くとどうなりますか?
-
Claude Codeは、両方あるとCLAUDE.mdだけを読みます。CodexはAGENTS.mdを読み、CLAUDE.mdは読みません。
重複を避けるには、AGENTS.mdを正本にして、CLAUDE.mdに
@AGENTS.mdの1行を書きます。 - CodexはCLAUDE.mdを読みますか?
-
読みません。
CLAUDE.mdに書いたルールをCodexにも読ませたいときは、内容をAGENTS.mdへ移し、CLAUDE.mdから取り込みます。
- AGENTS.mdだけでClaude Codeは動きますか?
-
CLAUDE.mdが無ければ、Claude CodeはAGENTS.mdを読みます。読めるのはClaude Code v2.1.277以降で、セッションによっては読めないことがあります。
その場合は、CLAUDE.mdに
@AGENTS.mdと書いて取り込みます。 - AGENTS.mdの内容を変えても反映されません。
-
Codexを再起動してください。起動のたびに指示を作り直すので、再起動すれば新しい内容になります。
それでも変わらないときは、上の階層やホームに
AGENTS.override.mdが無いかを確認します。 - AGENTS.mdはどのくらいの長さまで読まれますか?
-
結合サイズが既定の32KiBに達すると、追加が止まります。
長くなるときは、
project_doc_max_bytesを上げるか、詳細を別ファイルに分けて、AGENTS.mdは索引にします。
まとめ
- AGENTS.mdはCodexが読む指示書で、CLAUDE.mdはClaude Codeが読む指示書
- Claude CodeはCLAUDE.mdだけを読み、CodexはCLAUDE.mdを読まない
- Codexは、ホームの
~/.codexからプロジェクトのルート、作業フォルダの順に集める - 最初の1枚は、プロジェクトのルートに置く
- 両方使うなら、AGENTS.mdを正本にして、CLAUDE.mdには
@AGENTS.mdの1行だけ書く - 書き方は、役割・守ること・作業の進め方と索引の3項目から
- 読まれないときは、Codexに読み込んだ指示を聞いて確認する
僕の考えは、ルールを書く場所を1か所にして、AGENTS.mdを正本にするというものです。
まずは、プロジェクトのルートにAGENTS.mdを1枚作り、CLAUDE.mdに @AGENTS.md の1行を書いてみてください。
以上、ハックでした!いつも読んでくださり、ありがとうございます🙏
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📚 出典
- Codex公式:https://developers.openai.com/codex/guides/agents-md
- Claude Code公式:https://code.claude.com/docs/en/memory
- AGENTS.md公式サイト:https://agents.md/










